月別アーカイブ: 2015年12月

足回りの違いでスクーターの走りは変わる

●効き具合に差が出るブレーキの種類

バイクを構成する数多くの中で最も重要なのがブレーキ。
重要なパーツと言えば「エンジン」が真っ先に浮かぶ人も多いが、
ブレーキがなければバイクは止まったり曲がったりできない。
当たり前だけどブレーキの存在は偉大なのだ。

スクーターのブレーキは比較的シンプルな造りでできている「ドラム式」と、
大型バイクにも多く採用されている「ディスク式」の二つのタイプに分かれる。
ドラム式は低コストで作れるメリットがある反面、
ディスク式に比べて制動力が劣り、
熱による劣化が起こりやすく性能が安定しないデメリットがある。
そのため近年ではディスク式を採用するスクーターが増えている。

さらにブレーキの性能を最大限に発揮する装備として、
ABSを採用しているスクーターも多い。
ABSはタイヤがロックしそうな状態をコンピューターが検知し、
タイヤがロックしないように一瞬ブレーキを緩める装置。
これによってタイヤがロックして横滑りするのを防げる。
一昔前は自動車ですらオプション扱いだった装備だが、
今では二輪でも一般的な装備になりつつある。

disk

●タイヤ径で走りが変わる

意外と気にする人が少ないバイクのタイヤ径。
スクーターの場合は小さいもので10インチくらいから、
大きいものだと14インチ程度までのサイズが装着されている。
小径タイヤは小回りが効くので狭い路地でも走りやすく、
その特性から50㏄クラスのスクーターに多く採用されている。
ただし路面の変化に対応しづらく、
高速で走行すると安定性を欠くデメリットがある。
このデメリットはタイヤ径が大きくなるほど解消され、
14インチタイヤでは高速でもハンドルのブレは殆ど感じなくなる。